2021-01-01から1年間の記事一覧
先日のスペースで、てらまっとさんの「母と子の物語 「ラブコメ・ヌーヴェルヴァーグ」についてのラフスケッチ」(以下、ラブヌヴェ論)について熱いバトルが展開されていた。ラブヌヴェ論は、年末のコミケで頒布される『アニクリ vol.12』に収録されている…
以下の記事に触発されて、少々掴みどころのないことをつらつらと書いてみようと思う。 teramat.hatenablog.com ただ、客観的には関係ないように見える文章になるだろう。僕に批評の話は出来ないし、ここでアニメの話をするつもりもない。 この記事には色んな…
www.youtube.com 「低志会」という魅力的なワードに惹かれ、スペースを聴講していました。まだアーカイブを聞き返してはいないのですが、記憶を掘り起こしながら「志が低い」という生き方(?)について、強く共感する人間として簡単に思うところを書いてみ…
シジウィック3本目です。 水野俊誠(2019)「シジウィックの 「功利主義」 の批判的検討: 功利原理の 「証明」 とその限界」『エティカ(Ethica)』Vol.12、pp.97-138、慶応義塾大学倫理学研究会 前回に引き続き、水野さんの論文です。タイトルからして重要…
シジウィック第2弾です。 水野俊誠(2016)「シジウィックによるミル 「功利主義」 の批判について」『エティカ(Ethica)』Vol.9、pp.31-64、慶應義塾大学倫理学研究会 水野さんも応用倫理学で名前をよく聞く人です。主に医療倫理の領域で。
先々週は体調が微妙で、先週はちょっと書き物があったのでブログ止まってました。ぼちぼち再開します。 今回からちょっとの間、シジウィックを勉強したいと思います。日本語でも勉強になりそうな本がいくつかあるので読んでみたいですが、ひとまずはネットで…
いよいよラストです。以下の本のまとめ。 児玉聡(2010)『功利と直観 英米倫理思想史入門』勁草書房 本記事は「第十章 功利と直観の二元性」のまとめとなります。
今回も以下の本です。 児玉聡(2010)『功利と直観 英米倫理思想史入門』勁草書房 本記事は「第九章 生命倫理学における論争」のまとめとなります。
もうすぐ終わりそうですが、今回も以下の本です。 児玉聡(2010)『功利と直観 英米倫理思想史入門』勁草書房 本記事は「第八章 法哲学における論争」のまとめです。
昨日はクソ眠くて寝ました。無理は良くない。今週のうちに終わるのが怪しくなってきたね。 児玉聡(2010)『功利と直観 英米倫理思想史入門』勁草書房 とりあえずこの本のまとめです。本記事は「第七章 ロールズの方法論的革新」のまとめです。
週末お休みしましたが、以下の本の続きです。今週のうちに終わりたいね。 児玉聡(2010)『功利と直観 英米倫理思想史入門』勁草書房 本記事は、「第六章 功利主義の新たな展開」のまとめです。
今日も以下の本の続きです。 児玉聡(2010)『功利と直観 英米倫理思想史入門』勁草書房 本記事は、「第五章 直観主義の逆襲――プリチャードとロス」をまとめます。金土はまとめお休みするかも。
さて、以下の本の続きです。 児玉聡(2010)『功利と直観 英米倫理思想史入門』勁草書房 本記事は、「第四章 シジウィックとムーア」をまとめます。やっぱりまとめは一日1章になるかなぁ。
今日も以下の本の続きです。 児玉聡(2010)『功利と直観 英米倫理思想史入門』勁草書房 1日2章ずつくらいですかね。本記事は、「第三章 第二世代の功利主義」をまとめます。
引き続き、以下の本の読書メモです。 児玉聡(2010)『功利と直観 英米倫理思想史入門』勁草書房 本記事は「第二章 ベンタムたちの攻撃」です。
「産み」の哲学については、今後参照にすべき文献もかなり見えてきたこともあり、またネット上で読める文献に限界があるのもあって、小休止します。また図書館行って本を漁れるようになったら再開しようかと。 ということで、今日から手元にある本を読んでい…
ブログでまとめた論文や本の文献リストです。◆または◇でまとめたブログ記事にリンクを張っています。◆ 居永正宏(2014)「「産み」の哲学に向けて(1):先行研究レビューと基本的な論点の素描」『現代生命哲学研究』第3号、pp.88-108 ◆ 居永正宏(2015a)…
カントの言う「てめーの意志(の格率)が常に同時に義務(普遍的立法の原理)として妥当できるように行為せーよ」という道徳法則の根本原理は、意志と義務の一致を要求し、さらに意志と義務が一致し得るように行為することを要求する。 つまり、ここで道徳法…
今回の論文は以下の通りです。 中川優一(2020) 「産むことと生まれてきたこと ― 反出生主義における「出生」概念の考察」『現代生命哲学研究』第9号 、pp.54-79 著者は変わりましたが、今回も『現代生命哲学研究』から反出生主義まわりの論文を。ベネター…
今回の論文は以下の通りです。森岡正博(2020) 「リヴカ・ワインバーグの出産許容性原理について ― 生命の哲学の構築に向けて(11)」『現代生命哲学研究』第9号、pp.80-88 前回に続き、森岡正博さんの「誕生肯定」論にかかわるものですが、こちらの論文…
今回のまとめは以下の論文です。森岡正博 (2016)「「誕生肯定」と人生の「破断」を再考する ― 生命の哲学の構築に向けて(8)」『現代生命哲学研究』第5号、pp.13-27 今回も、森岡正博さんの「誕生肯定」論と関係する内容、というよりは以前の議論を補う…
今回のまとめは以下の論文です。森岡正博(2015)「「人生の意味」は客観的か-T・メッツの所説をめぐって ― 生命の哲学の構築に向けて(7)」『現代生命哲学研究』第4号、pp.82-97 サディアス・メッツ(Thaddeus Metz)『人生の意味:分析的研究(Meaning…
論文の場合は、読んだものごとにまとめ記事作ったほうがやっぱりいいかなーということで今回から形式をちょっと変えました。 試行錯誤でね、やっていきたいですね。文献リスト記事も作成しないと。いつか。 さて、今回は以前の記事で触れた将来世代産出義務…
今回の3本目、ラストです。読んだ論文と、3本に分けたテーマは以下の通り。①森岡正博、居永正宏、吉本陵「生命の哲学の構築に向けて(1):基本概念、ベルクソン、ヨーナス」『人間科学 : 大阪府立大学紀要』2007, 3, p3-68 (このうち、森岡「第一章 生命…
どうも、今回の2本目です。一応、今回読んだ論文と、3本に分けたテーマをもう一度貼っておきます。①森岡正博、居永正宏、吉本陵「生命の哲学の構築に向けて(1):基本概念、ベルクソン、ヨーナス」『人間科学 : 大阪府立大学紀要』2007, 3, p3-68 (このう…
どうも、僕です。今回は前回に引き続いて、哲学的な議論の論文をいくつか読んだのでまとめていきます。今回読んだのは以下の論文です。①森岡正博、居永正宏、吉本陵「生命の哲学の構築に向けて(1):基本概念、ベルクソン、ヨーナス」『人間科学 : 大阪府…
前回のブログ投稿から1年以上も経ってます。どうも、僕です。 違うんですよ、奥さん。妻が妊娠したり、コロナ禍になったり、子どもが産まれたり色々あってね……結局、怠け者なんですけど。 今年は少し勉強しようかな、ということで3が日明けから読書をしてい…